ブラック保育園の決定的な特徴に納得!リアルな内容が明らかに!見分け方や辞め方が難しいと思う前にいつまでも縛られる必要はない

ブラック企業ってありますけど、ブラック保育園て言うのもあるのです。

ブラック保育園すぎて、そこで働く保育士さんは、労働時間は長い、サービス残業だらけ、給料が低いで、体はボロボロになっているのではないのでしょうか?

リアルな内容や体験談やブラック企業の見分け方、辞め方等悩んでいる方も多いのではないかと思うのでここでお話していきます。

ブラック保育園とは

ブラック保育園と言うのが実際にあるのをご存知ですか?

長時間の過重労働残業代の不払いなど保育士さんが適切な環境の中で働いていない保育施設なのです。

そこを「ブラック保育園」と呼ぶことがあります。

ブラック保育園というレッテルを貼られてしまうと、「働きづらい保育園なのではないか」となかなか求人募集をだしても応募が集まらず、運営に支障をきたすことも考えられます。

年度途中でも保育士が辞めてしまいます。

年度末にはほぼ全員が辞めてしまうという事態も出てきます。

保育士は集まらない、そして、保育士が辞めてしまう・・・・・

人手不足が続く保育士業界において、人材の確保は大切なことです。

様々な手段で人員確保を考えているのです。

ブラック保育園とならないための対策に取り組んでいき保育士さんが働きやすい職場を作りあげていく事が大切になります。

私の知り合いの話しですが、保育園に勤めて2年で保育園を退職をしました。

かなりのブラック保育園でした。

ブラック保育園の中で2年間働いたという事は、頑張ったかもしれませんね。

保育士さんが大変なこととして「残業」「持ち帰り業務」「人間関係」ではないでしょうか。

保育園によるので一概には言えませんが、多くの保育士の方が悩んでいることだと思います。

残業ですが、そのブラック保育園では毎日2~3時間の残業は当たり前だったとの事。

 

 

残業の内容としては

「週案の作成、月案の作成」

「行事のたびにある制作物の準備」

「毎月の制作物」

「係の担当業務」

「行事の担当業務」

等など様々がありました。

当然、子供の保育をしながら終わるはず等ありません。

これらは「多すぎる業務内容」にも言えることですが、とにかくやるべきことが多いのです。

当たり前のように残業があり、もちろんブラックなので残業代などもらえません。

残業をたくさんやっていることを知っていながら園長は何も言ってくれない、仕事が終わらずに仕事をしていても、園長はサッサと帰っていたと聞きます。

ブラック保育園の特徴

ブラック保育園の特徴について紹介します。

給与が安い

これは、ブラック保育園だけに限らず保育園の仕事は、仕事の割に給料はとても低くて安いです。

でも、ブラック保育園は、さらにさらに低い。

残業もたくさん。その残業は、もちろん残業代などもらえません。

保育士は子どもの命を預かる責任の重い仕事です。

でも、業務に見合わない待遇の中で働いている保育士が殆どです。

正社員の給与の手取りが12万~13万円など少ない賃金とも言われています。

そんな低賃金で働いているにも関わらず、残業も仕事量も多いという保育園が多いのです。

2017年度から保育士さんに向けて技能・経験に応じた処遇改善手当の支給が始まっていますが、国の施策が反映されず、条件を満たした方に処遇改善手当が適切に支払われていない場合もあるようです。

都道府県別の最低賃金が下回っている場合も、「ブラック保育園」と呼ばれてしまう可能性もあるでしょう。

仕事量が多い

また給料の話しになりますが、給料が低いのに仕事量が本当に多いのです。

保育士は保育業務以外にも、行事の案を考えたり準備をしたり、保護者との連携、連絡帳作成や指導案作成など様々な業務をこなさないといけません。

規模が小さな園も増えていますが、本来は事務員が行うシフト作成や保育料の集計作業なども事務員が行わずに保育士が行っている場合もあるようです。

次から次へと保育者の仕事は増えます。

過重な仕事量が負担になり、体力や気力がなくなります。

辞めてしまう保育士さんも多いのです。

今まではこうだった、今までの職員はこれでもやっていたと保育士の負担を省みずに運営を続けてしまうと、人材の定着化に悪影響を及ぼす可能性が出てきてしまいます。

有給休暇が取得できない

2019年4月より、有給休暇を取得することが義務化されました。

ルールに基づいて年5日以上の有給休暇の取得が可能となっています。

有給休暇を取得するようにとは保育園から言われます。

ところが、

有給を取得したくても代わりの職員がみつからない

・有休を取得しにくい雰囲気

・有給を取らせてもらえる雰囲気じゃない

などの理由から、保育士さんの有給消化が進んでいないケースもあるのが現状のようです。

職員の労働環境を守るためにも、適切に有給休暇を取得できる環境を作ることが大切です。

悪い職場環境

厚生労働省の保育士の退職理由として、「人間関係」を理由に離職した方が最も多いことがわかっています。

職場の環境、人間関係と言うのは本当に大切なのです。

職場の雰囲気が悪いと疑念を抱き、辞めてしまう方もいます。

子供の前ではいつも笑っていたい、子どもには笑顔で関わりながら、職員同士の仲が上手くいっていないと、そのギャップに苦しむこともあるかもしれません。

子供って敏感なので悪い雰囲気はすぐにわかります。

職場全体でコミュニケーションがとれていないことで職場の環境が悪化し、ブラック保育園となってしまうかもしれません。

慢性的な人材不足

人手不足です。

慢性的な人材不足が続いている状態は、ブラック保育園の大きな特徴でもあるのです。

人手がいつも足りない状況が続いていて、その中で業務をこなせていることから、人材の補充に消極的な園もあるかもしれません。

十分な人手があるでしょと判断されてしまうのです。

国は子どもの人数に対して保育士の必要人数は以下のような基準があります。

  • 0歳児:子ども3人に対して保育士1人
  • 1~2歳児:子ども6人に対し保育士1人
  • 3歳児:子ども20人に対し保育士1人
  • 4歳児以上:子ども30人に対し保育士1人

 

これは、あくまでも配置基準の最低ラインとなります。

基準を満たしていても保育園によっては問題点も多くあります。

食事や排せつの世話が十分ではない

日々の保育がスムーズに進まない

・必要な時に補助の保育士が足りない

などなどさまざまな不満を抱きながら、仕事と向き合っている保育士も現実ではたくさんいます。

追い込まれて追い詰められて、ストレスから病気になってしまう保育士さんもいると言います。

園長や副園長や主任が独裁的

園長先生や副園長先生は職員と共に保育活動に携わったりします。

保護者に向けてさまざまな対応を行い園の中心となる存在でもあるのです。

でも、自分の保育方針、経営方針を伝えるために主張が強くなってしまうケースもあるのです。

職員が時間をかけて話して決めた内容も独裁的な園長の一言ですべてが白紙になる事もあります。

それは、職員の負担になることも考えられます。

考えたって無駄となります。

園長の思い通りに動かないと激しく叱責される

・他の職員の前で怒られる

人格を否定する言葉を言われた

など辛いを思いを抱えながら、仕事に取り組む保育士さんもいるようです。

このように、独裁的な行動が強い園長や副園長、主任のもとで業務に携わっていると、萎縮してしまいます。

目の前の保育に集中できなくなり

・また何か言われるかもしれない

怒られないように頑張るしかない

となり精神的に安定せず、ストレスばかりが残ってしまう保育士も出てきてしまう事でしょう。

適切な給与が支払われず残業時間が長い、しかもサービス残業など保育士が働きにくいと感じる「ブラック保育園」の存在は実際にあるのです。
人手不足の保育業界において、そのような評価を受けてしまえば、求人を出しても集まりません。
保育園の運営に悪影響を及ぼす可能性もあります。
ブラック保育園の特徴を把握して、保育士さんが働きやすい環境が整っていくといいなと思います。

ブラック保育園にならないための3つのポイントとは

未来を担う子どもたちの保育をする保育士は、重要な存在なのです。

低賃金に長い労働などなど労働条件は非常に悪いですけどね。

職員が適切な環境で働くことができるように、取り組むことが大切になるでしょう。

ブラック保育園にならないための3つのポイントを紹介していきます。

業務改善をする

職場の業務を改善するためにも、職員の勤務状況を把握していきましょう。

園長が職員の勤務状況を把握していないのでは話になりません。

労働時間や残業時間、休憩時間や持ち帰り残業の有無など園長に把握してもらう必要があります。

保育士一人一人の労働環境について把握して差はないかと調査してもらえるといいのではないのでしょうか。

残業がなぜ多いのか

・適切な役割分担なのか

・職員によって勤務状況が違わないのか

といった原因を究明し、業務改善を行ってもらえるといいのではないのでしょうか。

保育士は、朝夕出勤で交代勤務があります。
保育士には多様な働き方があり保育士の働き方には、フルタイムのシフト制や短時間勤務、朝夕出勤などといった多様な働き方があります。
フルタイムのシフト制の場合は、早番中番遅番といった3交代制が一般的のようです。
とは言っても保育園によって様々です。
常に早番、遅番勤務と言う保育園もあるようです。
・早番の場合は、7時〜16時勤務
・中番の場合は、9時~18時勤務
・遅番の場合は、11時~20時勤務
20時まで開園している保育園も増えているので、保育者の負担も大きいです。
子育て中の職員は継続が厳しいでしょう。
このような形で勤務時間を設定している保育園が多いです。
その他にも朝出勤して一度帰り、夕方に再度出勤するなどの朝夕出勤を活用する働き方もあると聞きます。
特に最近では、育休明けのママさんなどが保育士として復職を希望する場合には交代勤務に入るのは厳しいので短時間で働ける条件も保育園ごとに設けていると聞きます。

環境の良い職場を作る

職員同士の連携を図るためには、環境の良い職場が何よりの理想です。

雰囲気のよい職場を作り上げることが大切となります。

・職員同士で相談したり意見を言い合う

・風通しのよい環境

このような点が出来ているかどうかが大切です。

その際にポイントとなるのが「主任保育士」の存在になります。

主任保育士は、新人職員の指導するなどリーダーシップを求められます。

主任保育士は、園長とのパイプ役でまた、まとめ役としての役割を果たしていなければいけません。

時には、どこの職場でも職員同士の連携が上手くいかない場合もあることでしょう。

保育園側は、主任保育士の心に寄り添い、定期的に面談を設けるなどして、適切なマネージメント管理を行うことができるように配慮することが大切です。

保育ICTシステムを活用する

保育士の業務は山ほどあります。

保育士は保育活動の他、事務作業や行事の準備、衛生管理など様々な業務をこなす必要があるのです。

特に事務作業は子どもの日々の活動を考えたり出欠確認、個人情報の作成、おたより作成、職員の労働勤務管理などさまざまな仕事を手作業で行うケースも多いようです。

国としてもこのような保育士さんの業務量の削減や効率化を目指し、「保育ICTシステム」の導入を推進していると言います。

「保育ICTシステム」と言うと聞きなれないかもしれません。

保育ICTシステムは、パソコンやタブレットを活用して、保育園で行われる事務作業を効率的に行うことができる電子システムの事です。

未だにパソコンの数が不足している保育園もたくさんあるのです。

保育料計算や職員の勤怠なども一括管理できます。

職員の業務の軽減に役立ちます。

保育ICTシステムを活用していく事で職員の仕事の効率アップを狙い、ブラックな保育園ではなく、保育士さんの業務削減に積極的に取り組んでいる園として期待できるようになるといいですね。

ブラック保育園での多過ぎる仕事|体験談をもとに

日中子供を保育している時には事務作業は一切できません。

唯一ちょっとだけ作業ができる時間は、子供の午睡時間です。

お昼寝している時間の1時~2時半の間が多いかと思います。

でも、この時間に子供たちの連絡帳の記入をしなければいけません。

そして、その中で保育士だって休憩時間は取りたいものです。その休憩がなかなか取れずに、仕事と休憩が混ざっている状況です。

実際は、ブラック保育園として

ろくに休憩時間も取れません!!!

子供が昼寝をしている時間を使って会議も多くあります。

クラス会議に乳児、幼児会議、給食会議。それらをこなしていると、他の業務には手がつきません。

やっと自分の仕事ができるかな、と思っても、午睡中に起きてしまった子供がいれば、その子につくため、仕事はできません。

そうこうしているうちに、午睡時間は終わってしまいます。

そうなると、自分の仕事をするためには残業をするか、持ち帰って仕事をするしかありません。

もちろん、残業代などはつきません。

また、自分の仕事が終わっても先輩職員が残業をしていると、帰ることができませんでした。

必ず「何か手伝いますか?」と聞いて手伝いをする必要がありました。

自分のシフト勤務が早番で7時から仕事をしていても、夜の7時まで残業をすることも多かったです。

長い会議

会議などで話し合いもとても多いです。

子供の話となると終わりは見えません。

夜遅くまで長引く保育園の会議もよく聞きます。

一体何をそこまで話してるのとなりますけどね。

夜遅くまで拘束されて、次の朝は7時からの早番なんてことも普通にありました。

体を壊す同僚も多かったです。

私も体はボロボロですけどね。

行事の多さも、保育士にとってはとても負担が大きいです。行事があると、クラスでの出し物も考えなければいけません。計画表も立てなくてはいけません。

私の園では園長がこだわりが強い人だったので、まるで仮装大賞のように派手にすることを好みました。

行事の日程が近づくと、夜遅くまで残ってクラスの作りものをすることも多かったです。

行事の担当になると、保育園全体のことを回す必要がありました。

人間関係もとてもシビアです。

 

 

先輩職員に気を使い、自分のやりたい保育をすることはできません。

意見をすることを許してはくれない環境で、常に悪口が飛び交う職場でした。

意見をしても園長の一言ですべてがひっくり返ります。覆されます。

いじめられて退職をする子をたくさん見てきました。さらに園長先生もとても怖い先生で、職員が少しでもミスをすると、子供の前でも怒鳴るような園長でした。

行事でどれだけ頑張ったりしても、怒られることも多く、モチベーションもあがりません。

先輩職員や園長先生が怖くて辞めていく同僚も多くいました。

これらのように、私が働いていた保育園はブラックと言われる保育園でした。

しかし、周りの保育士の方の話を聞くと、こういった園は数多くあるようです。

保育士はとっても素晴らしい仕事です。

子供の笑顔は何よりも元気がもらえますし、大好き!なんて言われた日には疲れも吹っ飛びます。

でも、保育士だって人間です。

体だって壊れます

心だって壊れます

そして、壊れたものはそう簡単には戻りません。

体や心を壊しかけてやめていく保育士がとても多いのが現状ではないでしょうか。

私も、心が限界を迎え、自己防衛をするように辞めました。

世間では「保育士不足」といわれています。

でも、体験した私からしたら、不足するのは仕方がないと思います。

こういった経験をした人が、もう一度保育園に戻ることはかなりの勇気がいることだからです。

保育士がどれだけ大変で責任のある仕事なのか、もっと多くの方に知ってもらいたいものです。

より働きやすい職場で働いていきたいものです。

まとめ

あなたの働いている保育園は、ブラック保育園ではありませんか?

もし、読んでいて心当たりがあると感じたら、改善できるように園長に相談してみた方がいいのではないのでしょうか?

それでも改善に繋がらない時には、思い切って自分の環境を変えた方がいいように思います。

今は、保育園は人手不足です。

自分の条件に合った保育園を探して働いた方がずっとあなたにとっても子供にとっていいのではないのでしょうか?

疲れ果てて働くより生き生きと子供たちと関わった方がずっといいです。

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