保育士を辞めたい理由はやはり人間関係やストレスが原因なのか、新卒も年度途中で転職を考えたくなる現状とは

保育士を辞めたい理由は、やはり人間関係が大きいのか?

その為に抱えるストレスが大きくなり、保育士を辞めたいと考えてしまう。

新卒で大きな期待を持って保育士になったけれども現実は違った・・・・

新卒で頑張れずに途中で転職を考えてしまう新米保育士も多いのではないのでしょうか。

保育士が辞めたい理由やどのような悩みを抱えながら現場での仕事をしているのかについてお話しをしていきます。

保育士を辞めたい理由

全保育士に共通するよくある辞めたい理由についてお話していきます。

平成30年度東京都保育士実態調査報告書によると、実際に保育士を辞めた人の理由としては職場の環境が大きいことがわかります。

具体的にどのような内容なのでしょうか?

人間関係やストレスが原因となっているのでしょうかね。

 

平成30年度東京都保育士実態調査報告書です。

「人間関係が悪い」

「給料が安い」

「仕事量が多い」

「労働時間が長い」

の4つの項目に分けて詳しく説明していきます。

人間関係が悪い

これは、保育士だけはないかもしれませんが、大きな問題でもあります。

保育士を辞めた理由で一番多いのが人間関係です。

人間関係が悪いと大きなストレスに繋がってしまいます。

保育士は幼稚園と違い複数担任でクラス運営をすることが多く、組む相手によって仕事の方法や保育観の合う合わないがあります。

1年間一緒に仕事をするのでやり方が合わないとかなりしんどいです。

1年間我慢すればいいとも思いますがでも、実際は、組む相手と合わないとなるとかなり厳しいです。

クラスの雰囲気が悪くなったり、仕事自体がうまくいかなかったりと悩みが尽きません。

保育園という特性上どうしても職場が閉鎖的になってしまいます。

なので、園の中で派閥ができてしまうことも少なくありません。派閥が出来てしまうと本当に空気が悪いです。

子供と遊ぶだけではなく保育の仕事自体やることがたくさんあって大変な中、人間関係でうまくいかないとなると本当にストレスでしかありません。

大きなストレスを抱えてしまい、結果保育士を「辞めたい」となってしまうのです。

せっかく勉強して保育士の資格を大きな期待を持って保育士になったのに・・・・・

給料が安い

本当に納得がいかないのですが、仕事内容の割に保育士の仕事はとても給料が安いのです。低いです。

第3回 保育士等確保対策検討会の保育士等に関する関係資料によると、女性の全職種の平均賃金が約255万円に対し、保育士の平均賃金は約214万円で、約40万円の差があることがわかります。

なんでなのでしょうかね・・・・・

保育園にもよりますが、長年勤めていてもなかなか昇給しません。

昇給したとしてもわずかだったりで給料が上がらないことを理由に辞めたいと思う保育士が多いのは現状です。

保育士の低賃金については、日本全体の保育士不足の原因になっていることもわかってきているので、処遇改善の制度は、できました。

給料が上がらないから保育士を辞めたいと悩んでいる方はキャリアアップを目指していくといいのですが、とは言っても給料は低いです。

仕事量が多い

保育園は子どもたちが生活する場なので、朝から夕方、園によっては夜まで預かっているところもあります。

保育者は、交代で仕事をしていますが、保育時間の長い子供にとっては大変でしょう。

とは言っても、預けられる子供も大変ですが、交代でお世話をしている保育者も仕事量が多くて非常に大変です。

結果、仕事量が多いというわけで、保育者が辞めたいと感じてしまうのです。

「働く親のためとか言って保育園の開園時間をどんどん伸ばしていくのも子供の負担ばかりでどうなのって思いますけどね」

子どもがいる日中は一緒に遊んだり食事排泄などの援助をしたり、送迎の際は保護者対応をしなくてはいけません。

子どもが帰った後は、日案や指導案や製作物の作成、行事の準備など仕事は次々にあるのです。

モンスターペアレントなど保護者対応も年々難しくなってきているのが事実です。

保育士の仕事は増えることはあっても減ることはあまりありません

それなのに給料は安い、低い、仕事時間は長い、人間関係は悪いとなったら続けたい理由なんて見つからないかもしれません。

そんな仕事量の多さに疲れ果ててストレスを抱えて辞めたいと思ってしまう保育士が多いのが現実なのです。

労働時間が長い

仕事量の多さに対して労働時間は長くなるのは仕方ないですが、保育士の場合、日中は子どもをみないといけないので書類作りや製作物の準備ができません。

そうなると子どもが帰った後に残って作業するしかありません。

または、家に持ち帰ってやらざるを得なくなります。

休みの日も仕事を持ち帰り仕事をしないといけないのです。

職場でも家でも仕事をしないといけないのです。

もうプライベートの時間を取ることができずとなります。

そうなると辞めたいと感じてしまうことが多いです。

 

新卒も年度途中で転職を考えたくなる現状とは

ずっと憧れていた保育士になったけれども働き始めた新卒一年目でもすでに「辞めたい」と思う人は多いのです。

一生懸命勉強して、幼稚園の実習に行き、保育園の実習に行き、実習ノートを夜遅くまで書いて、翌日に提出し、頑張った日々。

それなのに、すでに保育士を辞めたいと思っている。

実際に保育士の退職者のうち、1年目で辞める人は10%もいます。

どうして保育士として就職したのに短期間で辞めてしまう人が多いのでしょうか。

新卒1年目特有の理由については以下の理由があります。

・理想と現実のギャップ

・保育の仕事に向いていない

この2つになります。

理想と現実のギャップ

保育士1年目で辞めたいと思う理由として理想と現実のギャップがあります。

子どもが好きで保育士を目指し、理想の保育士像を持って大きな期待を持って就職したとしても保育士を辞めたくなってしまう。

・子どもが全く言うことを聞いてくれない

・わからないことだらけなのに担任を持たされて責任も大きい

・毎日バタバタと過ぎていく

・園長、主任、先輩保育士に怒られて委縮してさらに失敗ばかり

など、上手くいかないことだらけで辞めたいと思ってしまうようです。

どんな仕事もそうかもしれませんが、憧れていた職業に就くことができても理想通りにはいきません。

毎日毎日の保育をこなしていくことで経験を積んで保育者も成長していく事とは思います。

保育士を辞めたいと考えるのはちょっと考えた方がいいかもしれません。

今の自分の保育園が、自分に合っていないだけなのかもしれません。

一つ考え方を変えるだけで状況も変わってくるかもしれないです。

保育士になったもののわずか数か月で辞めたいと考えてしまう人もいますが、とても残念な話しです。

保育者の事務仕事の実態

保育者は事務仕事が多いのです。

子供と遊んでいるだけ、世話をしているだけではなく、事務関係の仕事もたくさんあります。

日案や週案、月案、年間カリキュラムなどなどたくさんの仕事をこなしていかなくてはいけません。

書くことが好きならばいいのですが、苦手な人もいます。するべき仕事が多く時間もかかってしまうでしょう。

とは言っても保育園によってするべき内容や重点を置く部分が違います。することが本当に多すぎると言う保育園もたくさんあります。

事務仕事の時間を確保してくれる保育園ならばいいのですが、そうでないところも多くあります。

日中は子供と関わり、仕事が終わってからは残業代もない残業と言う形で事務仕事をこなしていかなくてはいけません。

プライベートも何もなくなります。

持ち帰りの仕事も増えていく事でしょう。

するべきことがたくさんの保育士でストレスがどんどん溜まり結果、辞めたいと考えてしまう事になるのです。

今の職場は、あなたに合ったところなのか、保育士を辞めると考える前にもしかすると環境を変える事で、楽しい保育士の仕事をする場ができるかもしれません。

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まとめ

保育の仕事と言うのは終わりがないとよく言います。

好きで就いた仕事ではありますが、現状が違い過ぎると感じてしまう方もいることでしょう。

ストレスを抱えずに楽しみながら保育が出来るのが一番ではあるのですけどね・・・・・・

保育士を辞めたいと思ってしまうかもしれませんが、環境を変える事でいくらでも違う道が開けます。

せっかく資格を持っているのだから、このまま続けられるように保育士としても楽しく子供と過ごせるよう環境を変えてみてはいかがでしょうか?

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