この記事の目次
保育士として職場復帰のチャンスは広がっている
出産や子育てでキャリアを中断している方も、子育てがひと段落つけば再就職を検討する機会も増えるのではないでしょうか。
保育士は資格を取得すると生涯有効なので、同じ職種で復帰するという方はたくさんいます。
また昨今の共働き世帯の増加に伴って保育園の利用ニーズは右肩上がりを示しており、保育士としての求人需要も旺盛に推移しています。
保育士が職場復帰!?注意しておきたいポイントとは
他の業種に比較しても有効求人倍率は高いので、職場復帰のチャンスは広がっています。
他方で保育の現場は変化が激しく、ブランクを抱えても普通に働くことができるのか不安が大きいかもしれません。
そこで今回は保育園などに職場復帰するときに、注意しておきたいポイントや心掛けておきたい事項などを確認しておきましょう。
就業条件を想定しておく
まず制度枠組みの違いとして、平成15年児童福祉法改正により資格者証の提示が必須となっていることを指摘できます。
都道府県知事に申請して資格者章を交付することが就職の前提条件になっているのです。平成15年いぜんに試験合格して「資格者証明書」を取得している方も同様なので、お持ちでない方は速やかに県庁などで手続きを済ませて起きましょう。
求人先を調べることになりますが、このときは正社員かパートタイムなのか(雇用形態)、希望年収や残業の有無(待遇条件)など実際に自分が働いてみてからの生活設計などにてらして譲歩できない条件はなにか、など具体的な就業条件を想定しておいてください。
保育園にも色々にも規模の大小や許認可の有無、企業内保育などかあんりバリエーションがあります。
ライフスタイルや性格などにあっているかを確認しておく
それぞれの特徴を調べて、自分のライフスタイルや性格などにあっているかを確認しておくのは有益です。
就職活動ではもちろん志望動機やアピールポイントも聞かれます。自分をアピールすることで有為性を明確にできるので採用者サイドを納得させるに足りる理由を考えておきましょう。
子育て経験を活かしたい、待機児童問題に自分も直面したなど、より具体的な体験や経験であれば十分な志望動機としてアピールできます。
保育士の研修やセミナーを受講する必要もある
ブランクがある方が職場復帰するに際して不安なのは、実際に職場で働けるかいなか、という点にあるのは確かです。
知識があるだけでは、お子様の扱いがうまくいくとは限りません。また保育知識が古く現在の保育現場では通用しないという場合もあります。
このような状況を効率的に打破するには、保育士の研修やセミナーを受講することです。現役講師が保育に関する知識や立ち回り、保護者対応なども含めて実践的に教えてくれるので書籍を読むだけでは習得できないスキルも身に付きます。
保育士に復帰するなら「体力」をつけておこう
ところで保育士は活動が活発な年少の子供を相手にするだけに、体力仕事の側面があります。
子供との遊戯時間や保育活動はもちろん、教材の作成や事務報告などの事務仕事もこなす必要があります。体力はもちろん精神面でもタフな印象をもつこともあるでしょう。
ですので就業前から体力をつけるためにランニングやジムに通ったり、ストレス解消法などを見つけておくことをおすすめします。